最近の天災は、九州の地震、中国、四国、北海道の地震、台風等の大雨による河川の決壊、立て続けて、前の災害が

忘れないうちに襲ってきており、(昔の諺としては天災は忘れたころにやってくるですが)まだ東日本大震災の復興 半ばの地域もある内に次々と各地で天災がおきています。被害に遭われたた方々には心よりお見舞い申し上げます。

人災(交通事故、労働災害等)は、件数は以前に比べて減少していますが、まだ多くの労働者等が被災しています

交通事故では昭和45年度では第一次交通戦争といわれ16,765人が死亡していましたが平成29年度では

3,694人と大幅に減少しています。労災死亡事故も、昭和36年の6,712人をピークに

平成29年度は978人(労災としての交通事故を除く)と、これも大幅に減少していますが、まだまだ多くの尊い人命が失われています

人災は、各企業、各自が今以上に労災ゼロに近づけるよう日々努力を続けなければなりません

工場等の機械類は、安全装置によるセフティー環境は向上していますが、無人化工場で点検中の作業員が機械に挟まれ

亡くなるという痛ましい事故が発生してもしばらく経って他の作業員が見回りに来てやっと事故の発生を発見した

ということもありました。自動車も衝突防止のタイプ車が主流になりつつありますが、最後のセフティーチェックは まだまだ人間が行わなければなりません

最近特に話題になっている生産性向上を図ることで、働き方改革を進めていくことや、IT、IOT等

コンピューターやロボット(自己学習でき、高度判断までできる高度なもの)により労働力不足解消、新製品の開発、サービスの向上等々が可能になり、このままでは、少し前のSF小説みたいに人間の出来ることはほとんどなくなり コンピューターマシンに人間が支配されるのではないかとさえ思える近未来の到来が現実味を帯びていく危惧さえ  おぼえます。管理のスタートは現状の把握から始まります。時代の流れに取り残されないよう各自の、置かれた立ち 位置を把握することがますます重要です。自己管理ができないと管理が語れないことを肝に銘じております

今後10年で無くなる職業リストに、斯く言う私の業種も入っていたかと思います。笑々