雇用保険雇用調整助成金の活用、失業者の発生を抑えるべく各種の施策により何とか労働市況は持ちこたえてきましたが
このところの世界的不況、ロシアによるウクライナ侵攻による原油価格の高騰、穀物価格の高騰で不安材料が数多くなっています
ちなみに雇用保険財政状況は、2007年積立金5兆円弱、失業保険受給者60万人・2015年積立金6兆円強、失業保険受給者40万人
2021年度積立金 172億円 失業保険受給者60万人 雇用調整助成金原資積立金2019年1兆5410億円 2020年度 864億円
(94.4%減) 雇用保険料収入20年度4277億円、支出1兆7028億円 (1兆2千億円強の赤字)
雇用調整助成金収入5878億円、支出4兆1172億円(3兆5千億強の赤字)という危機的状況です
2021年度3月期の主な企業の決算は、トヨタ自動車は空前の利益を上げ、その他、商社各社の決算も好調な数字を
上げていました。しかし今期の決算は厳しい見通しをしています。ロシアによるウクライナ侵攻による原油価格価格の高騰、穀物価格の高騰は必須とみられます。賃金は上がらず、諸物価は軒並み4月から上がっております。
前半に記した通り、雇用保険財政は破綻状況で、一般会計からの補填も多くは望めず、雇用保険料は現在の3/1000から 2桁になるのは近々必須の状況と思われます。
以前大国は、国内不安を解消するために、関心を外に向けさせて侵略、併合等の手段を用いてきましたがまさか、今回の
ロシアの侵略のような手法を誰が予想できたでしょうかこれが成功すれば、日本隣接の国の一部は同じ手段をとることも
皆無ではないと思われます。
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