米国のシリコンバレー銀行の破綻による経済危機が世界を
大不況に陥れる情勢は、日本の金融機関の預証率【金融機関の預金残高に対する国債、地方債、社債等の債権との比率】は40%に達している地方銀行もあり、30%を超える地銀は数多くある。銀行の本来の利益を生むためには預金を企業等へ貸出して利ザヤで稼ぐのが従来のシステムであったが
健全な貸出先がほとんどなく、上記の債権等を購入し債券相場
債券償還利益を得るはずであったが債券市場は空前の大不況で不良債権が発生している。コロナ流行時に始めたゼロゼロ融資(無利子、無担保融資)の返済が始まっていて、中小企業では返済不能により倒産の危険がみられる
大企業は、業績の回復で大幅なベースアップが可能になったが、中小企業への 恩恵は遅れるか、コストアップ分の取引 単価への反映が無い状態で、中には 蟻地獄のようでリーマンショック以上の大不況が心配されています。
日本のマクロ経済指数をみてみると消費者物価指数(令和4年12月分)は 2020年を100として前年同期比 4.0%上昇 エネルギー類の上昇は都市ガス類 2022年11月前年同期比+28.9% 電気代+20.1% 2022年12月前年同期比都市ガス類+33.3% 電気代+21.3% 生鮮食料品を除く食糧2022年11月前年比+6.8% 2022年12月前年比+7.4% 家庭用耐久財2022年11月前年比+10.7% 2022年12月前年比+10.8%
諸物価値上がりに及ばないベースアップ
今年のベースアップ予想値 大企業 3.5%UP 中小企業 3.15% UP
大企業 月給20万円 昇給額 7,000円 中小企業 6,300円
月給30万円 大企業 10,500円 中小企業 9,350円
【高齢者社会日本の現状と社会保障費の近未来見通し】
平成13年平均年齢 男 女
78.07歳 84.93歳
健康年齢 69.4歳 72.69歳
平成22年平均年齢 男 女
79.55歳 86.30歳
健康年齢 70.42歳 73.62歳
令和1年 平均年齢 男 女
81.41歳 87.45歳
健康年齢 72.68歳 75.38歳
【社会保障費】
平成30年(2018年) 121.3兆円
(2040年) 190兆円
【令和4年4月からの年金】
令和3年(月額) 令和4年(月額)
老齢基礎年金 65,075円 64,816円
厚生年金(夫婦2人分基礎年金含む標準年金月額)
220,496円 219,593円
【在職老齢厚生年金】 給与+年金月額=47万円以下は 全額支給される 令和4年4月から
以前は28万円を超えると超過した部分の1/2が原則カットされていた
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